社会福祉法人藤蔭福祉会 えい保育園は鹿児島県頴娃町にあり、一時保育や学童保育も行っております。

園長室からこんにちは 2025-12-10

発表会へのご参加、ありがとうございました。感染症の影響で当日開催できるか心配しておりましたが、無事開催することができ、ほっと一息。さて当日お話させていただいた内容を少しまとめてみました。

子どもたちの心の育ちは、段階を重ねながら少しずつ育っていくと言われています。心理学者エリクソンによると、未就学期の子どもたちは大きく分けて三つの時期の中で、それぞれ大切な課題に取り組んでいます。

まず、乳児期(おおよそ0~1歳半頃)の課題は「基本的信頼感の獲得」です。この時期の子どもたちは、「この世界は安心できる場所か」「自分は大切にされている存在か」ということを、日々の大人との関わりの中で学んでいます。抱っこをしてもらう、優しく声をかけてもらう、気持ちを受け止めてもらう――そんな経験の積み重ねが、心の土台になっていきます。

次に、幼児前期(1歳半~3歳頃)は「自律性の獲得」の時期です。「自分でやりたい」「自分で選びたい」という気持ちが強くなります。うまくいかないと泣いたり怒ったりすることもありますが、それも大切な成長の一部です。この時期は、「見守る」「待つ」「さりげなく手伝う」といった大人の関わりが、とても大切になります。

そして、幼児後期(3歳~6歳頃)は「積極性(自主性)」を育てる時期です。「こんなことしてみたい!」「これ、やってみてもいい?」と、自分から世界に働きかけようとする力が育ちます。一方で、「我慢して取り組む」「みんなと合わせる」ということは、まだまだ難しい時期でもあります。ただ、年長さんくらいになると、少しずつ集団の中で頑張ろうとする姿も見られるようになります。

これらの課題は、ひとつひとつ積み重なるように育っていきます。前の段階の土台が育っているからこそ、次の段階へ進む力が育まれるとも言われています。

その最初の土台となる「基本的信頼感」は、保護者の皆さまと子どもとの関係の中で育まれていきます。「大丈夫だよ」「あなたは大切な存在だよ」そんな安心できる関わりが、子どもたちの心を強く、しなやかに育ててくれます。これからも、ご家庭と園とで一緒に、子どもたちの育ちを支えていけたらと思います。

・12/28 ~ 1/4まで冬休みです。どうぞ事故のないように気をつけてお過ごしください。この間に急なことでもあれば園へもご連絡下さい。1/7(水)には七草祝をいたします。数え7歳になる子のお祝です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次